2016年 01月 08日
年越しはポルトガルのリスボンにて
ベルリンの年越しはそこらじゅうで花火と爆竹が降り注ぎ、外を歩くだけでも恐怖を感じます。
実際花火を当てられたという友人もおり、ちょっと危険な雰囲気。
去年は知り合いのお宅で年越しパーティーに呼んでいただき、屋上のある素敵なお宅で、まったく恐怖を感じずにベルリンのスリリングな花火を鑑賞できました。
今年はというと、ちょっと暖かいところで過ごそうということでポルトガルに大晦日から4日まで行ってきました。
リスボンへはベルリンから直行で3時間。6時出発だったので眠くて寝てたらあっという間でした。
空港からバスで市内へ行き、ホテルに荷物を置いていざ観光。
まずはタクシーでベレン地区へ。
お腹が空きすぎていたので、観光よりもまず腹ごしらえ!な私の要望で、近くにある有名なエッグタルトのお店へ。
ちなみにエッグタルトはポルトガル語ではパステル・デ・ナタというらしいです。
地球の歩き方に乗っていた「パスティス・デ・ベレン」というお店なのですが、行ってびっくりものすごーい行列!
間違いなく世界で一番ならぶエッグタルトの店でしょう。
どうも老舗らしく、むかーしむかしからの配合を守り続けているのだとか。
カフェも併設されていましたが(店の中に行列が)、さらに並ぶと思われたのでテイクアウトにしました。
無事6つ入りを購入。
1個1.05ユーロと良心的なお値段も嬉しい。
近くの公園で食べました。ちょっと遊んでから。
一口食べて行列の理由がわかりました。
このエッグタルト、死ぬほどうんまいのです!洋菓子があまり得意でない私もこのエッグタルトは夢中で食べました。
今まで食べた洋菓子の中ではダントツトップで美味しかったです。
甘さ控え目のあつあつとろとろのクリームとカラメリゼされているようなパリパリのパイ。
これとまったく同じ製法で作られたものを日本で売ったら間違いなく長蛇の列だと思う。
日本で「ナタ屋」でもやろかな。なんていつもの調子で話しながら食べてたら鳥たちも近づいてくるくる。
間違いなくあれは美味しいやつだと知っている目線でこっちを見てきます。
パリパリなゆえにどうしても地面にパイが落ちるのですが、それを狙っているみたい。
鳥さえも認める美味しいエッグタルト。リスボンに行ったらマスト買いです。
お腹いっぱいになったあとはすぐそばのジェロニモス修道院へ。
私たちは教会内だけを見学。
入場料を払えば他にも回れるみたい。
荘厳な雰囲気。
サクッと見たあとは海沿いにある「発見のモニュメント」へ。
大航海時代に活躍した人たちがずらっとならぶモニュメントです。
思っていたよりもずっと大きいです。
地面にはポルトガル船が日本に到着した年号が。
その後は電車に乗り、中心街のバイロ・アルト周辺でぶーらぶら。
トラムの写真撮ったり、今日の夕飯はどこにしようかとレストランを物色しながら歩いたり。
美味しそうな店を見つけて入ってみるももう閉店だと言われ、トリップアドバイザーで評価のよかった海鮮レストランに行ってみるもびっくりすぎるほどの長蛇の列。ラーメン屋ならわかるけど、レストランって閉店までに入れるのか!?というほど。
3度目の正直、他の店に並んでようやく席につけました。
「Cervejaria Baleal」
大衆的な雰囲気の活気のある海鮮レストランです。
オーダーしたのは海鮮リゾットとカニとサーディーンと海鮮づくし。
カニは石のハンマーで打ち付けて割って食べます。
ベルリンで海鮮に飢えているためここぞとばかりにオーダー。
全てが美味しすぎて苦しいほどに食べました。
とにかく大衆的な雰囲気なので、手づかみでむさぼり食べても平気!
サーブしてくれる全く英語通じないおじちゃんがまたいい人で、おすすめのお店です!
大晦日でカウントダウンがある模様でものすごい人たちが海沿いのロシオ広場に向かっていましたが、わたちたちはホテルの方向へ。
旦那さん人混み大嫌いで「絶対むり」とのことで一瞬にして却下されました。
ホテル前にちょうど着いたころ、花火の音が盛り上がっているが見えないという状態で2016年を迎えました(笑)
何はともあれ美味しい魚介でみたされて幸せな2016年の幕開けでした!
#
by berlinde
| 2016-01-08 08:33
| 旅行